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鋼床版の亀裂検出装置

HBE-saver

鋼床版の亀裂検出装置

遠隔非破壊で目視以上の性能で高精度に疲労亀裂を検出

車両の荷重を直接受ける鋼床版の溶接部は、疲労などによって損傷が発生することがあります。このうち、デッキプレートとUリブを接合する溶接部の亀裂は多く、早期発見により進展を未然に防ぐことが重要です。赤外線サーモグラフィを用いて鋼床の表面温度を計測することで亀裂を検出する非破壊検査法が開発されました。この技術を活用し、遠隔から非破壊で高精度かつ経済的に亀裂を自動検出する装置を開発しました。

検査風景

検査原理

路面が日射を受け、舗装が熱せられるとその熱が鋼製のデッキプレートを介してUリブへと伝達されます。デッキプレートとUリブを接合する溶接部に亀裂があった場合、亀裂部の隙間(空気層)により熱伝導が遮断され、亀裂部の前後で温度のギャップが発生します。この温度ギャップを赤外線サーモグラフィを使用して検知することにより、塗装を剥ぐことなく鋼材の亀裂を発見することが可能です。 

解析ソフトでは、亀裂の自動判定を行うとともに、判定者への補助機能として、撮影した温度画像、温度プロファイル、温度微分処理画像などを表示することが可能です。 

(亀裂検出法は本州四国連絡高速道路㈱、神戸大学、滋賀県立大学との共同開発) 

亀裂事例

亀裂発生箇所外観 

亀裂初期

亀裂進展後 

塗膜除去後

亀裂先端(左側)

亀裂先端(右側)